ですから、以前から東洋医学の可能性を追求する治療家や施設からは
その知識を「教えて欲しい」「公開してくれ」という声が殺到していました。
そこで今回私どもは、宮脇先生に交渉し、頭部への治療の全貌を映像としてDVDに記録すると共に、
広く一般公開させて頂けないかとお願いしました。
そして、説得に説得を重ねた結果、遂に承諾をいただくことができたのです。
そうして完成したのが今回の講習会です。
講義内容 | よくわかる経絡治療と奇経治療の総論とその実際を実技を通じ、明日の臨床に即役立つ治療法を学ぶ。 経絡治療、奇経治療 実技動画 ※基礎をスマホ、タブレットなどで、いつでもどこでも学習できます。 |
受講料 | 正期料金20,000円 → 特別価格10,000円+税 |
※ベーシックを受講する際に入門編をできる限り学ぶようにしてください。
基本中の基本を学ぶことができます。
経絡治療、奇経八脈の8月講座受講前に必ず学ぶようにしてください。
2年に渡り開催して頂き、大変好評を得た。
過去受講された方には、今回さらにレベルアップしていただくために基礎を復習して、臨床実践と応用が自在にできるプロフェッショナルになっていただくためのセミナーにしたいと思っている。
8月のセミナーは各論として、至難の技と言われている脉診と腹診を覚えて頂く。
勿論そんなに簡単にはできないが、明日の臨床に使う気があればある程度できると思う。
まず経絡治療を行う上で大切なことは、診察(四診法)、証(あかし)を決めることである。
証とは、治療目標のことであり、病の本態である。
証が決まると、難経六十九難の法則に従って、選穴がされる。そのツボへ気を補うための刺鍼(補法の手技)を行うのである。
邪が侵入していれば瀉す。
これにより自然治癒力が旺盛になり、病は回復の方向へ。
また健康保持と強化、若返りにつながるのである。
開催日時 | 開催日時 8月26日(土)・27日(日) 横浜 8/26:10時半受付 11時開始〜18時終了 8/27:10時開始〜17時(18時になる場合あり) ※飛行機の都合などで早くお帰りになることは構いません。 |
講義内容 |
■講義の内容について ■1日目 1.経絡治療の基礎編(H.28年新受講生) (1)四診法 (2)脉診 (3)腹診 (4)証決定 (5)補瀉の手技 2.経絡治療臨床編(第1回既受講生) (1)補法のテクニック (2)瀉法のテクニック (3)選穴と脉診実技 ■2日目 3.奇経治療総論(H.28年新受講生) (1)奇経治療とは (2)奇経治療の方法 (3)宮脇式奇経腹診について 4.奇経治療・子午治療・刺絡治療臨床編(第1回既受講生) (1)その後の奇経について (2)子午治療 (3)刺絡治療 |
会場情報 | JFACe研修センター 〒231-0012 神奈川県横浜市中区相生町1-18-1 ティーエスケービル9F 最寄り駅 ・根岸線「関内」駅 徒歩5分 ・みなとみらい線「日本大通り」駅 徒歩4分 ・横浜市営地下鉄(ブルーライン)「関内」駅 徒歩4分 URL:goo.gl/0gCBvl |
受講料 |
■8月26日、27日受講について |
今回アドバンスコースを選ばれた方にはこれまで学んだことのない全体治療+補助療法を伝授したい。
開催日時 | 開催日時 10月22日(日) 横浜 10時半受付 11時開始 18時終了予定 |
講義内容 |
■講義の内容について 1)子午治療 経絡時間を使って痛みを止める方法で、何経が痛いのかがわかれば子午を用いて痛みが即止まる。 全身治療の幅が広がることで、様々な内科系疾患に対応できるようになる。 2)刺絡治療 一言でいうと痛みや麻痺、中枢性疾患などとても効果がある。日本の鍼灸学校ではあまり教えていないが、まことにもったいない。 勿論、メリットがあればデメリットもあるのでそのこともお話し、実技も行う。見学ではなく、互いに実技を行うことで技術向上を目指す。 このアドバンスを受講された方は、明日からの臨床の幅が広がると確信しています。 |
会場情報 | JFACe研修センター 〒231-0012 神奈川県横浜市中区相生町1-18-1 ティーエスケービル9F 最寄り駅 ・根岸線「関内」駅 徒歩5分 ・みなとみらい線「日本大通り」駅 徒歩4分 ・横浜市営地下鉄(ブルーライン)「関内」駅 徒歩4分 URL:goo.gl/0gCBvl |
受講料 |
■10月22日の受講の場合 |
昨年、筆者のセミナーを開催していただき、たいへん講評を得た。昨年受講された方には、今回さらにレベルアップしていただくために基礎を復習して、臨床実践と応用が自在にできるプロフェッショナルになっていただくためのセミナーにしたいと思っている。
さて、現在日本の鍼灸術は、大きく分けて3つの術式がある と思う。1つは科学的鍼灸、2つは中医学鍼灸、3つは古典鍼灸である。いずれもそれぞれ特徴があり、各教育機関において独自のカラーを持って教育にあたっているようである。筆者は免許を取得してから40年になるが、学生時代から種々な治療法に興味を持って、あれこれ試みた。結局落ち 着いた治療法は、日本の伝統的な鍼灸術であった。
それでは日本の伝統的鍼灸術はどのような位置にあるのだろうか。 近年特に西洋医学に対し、東洋医学という呼び方がされているが東洋医学とは、インド、アラブの医学まで含まれるが、一般的には中国医学を指し、日本において明治政府がヨーロッパの医学を取り入れた事により、これを西洋医学と呼び、従来からあった漢方、鍼灸などの伝統医学を東洋
医学と言うようになったのである。
東洋医学は、草根木皮を用いる湯液と、鍼灸、あん摩指圧、柔道整復術、食養などに分かれる。医学思想は中国自然哲学である陰陽、五行説であり、また病態把握としての陰陽、虚実、寒熱などの理論が用いられ ている。素問、霊枢、難経やその他の中国医学を基礎に研究追試され、日本の風土に培われ、主に臨床をすすめている鍼灸術である。
近年わが国ではこの伝統鍼灸術を志す若者が少なくなりつつあると感じている。筆者が行っている経絡治療は、古典に基づいた脉診による治療法であるが、これを行う方法や考え方が古典の解釈の 仕方で少しずつ違うため、現在多くの流派がある。 私達のからだは五臓六腑と、これより出ている経絡によって生かされていると考えよう。この経絡の中を血が、外を気が全身に循っているのであるが、気と血は、生命に関する事、例えば、生殖、発育、成 長、防衛、病の回復などを主っている。
気血が臓腑経絡に過不足を生じると、その臓腑経絡が主る部位やからだ全体に病や症状をおこすことになる。 どの臓腑経絡に異常がおこったのかを、東洋医学独特の四診法(診察法)によって証(あかし)を決定する。この証
に随い気の不足は補い、邪気の過剰は瀉し、異常経絡の気血を平らにする。これが自然治癒力を旺盛にすることとなり、諸症状は軽減又は消失する。この治療法を経絡治療と
呼んでいる。
経絡治療の施術に関しては、正経(十二経)と奇経(八脉)の調整を行う方法がある。一般的に正経十二経を調整することを本治法または、全体治療と呼称しているが、広義には奇経の調整までも含まれる。この本治法の不足を補助するために補助療法というものがある。それが奇経治療である。これに対し標治法と呼ばれる局所治療があり、一般鍼灸師はこの局所治療のみを行うため、現代医学で治りにくい病を治すことがなかなかできないのである。今回、タイトルにあるようによくわかる経絡治療と奇経治療の総論をお話し、皆さんにその実際を見てもらうことにしたい。
今年2回目の受講の方には、経絡治療の奥深い技術を修得していただきたい。お楽しみに!
![]() このたびお世話になりましてありがとうございました!今までささない鍼を経験したことがなく数少ない穴を弱刺激で効果がでることを、知ることができ、やり方に取り入れていきたいと思いました。 第一人者である先生のセミナーを企画していただいた上田先生には感謝しております。jfaceの会員になっていてよかったです、ありがとうございました。8月も受講させていただきます、よろしくお願いいたします。 |
![]() 経略治療のセミナーという、大きなテーマは、宮脇先生による講義でしかも気軽に参加できる形で飛来で下さり、ありがとうございました。夏のセミナーは日程的に不可でしたが、この一日だけでも独学への意欲が高まりました。 今後もこのような参加しやすいセミナーの開催をしていただけましたら、私のような鍼灸師のよい学びの場になると思います。 |
![]() 宮脇先生のやわらかい人柄とユーモアあふれる講義でとても楽しい一日でした。本当によくわかりやすく、噛み砕いて説明してくださり、かえって本を読んで復習し、自分のものにしていきたいと思いました。 手が暖かくて、触れられて気持ちがよかったです、8月も楽しみにしております。 |
![]() 実技のモデルをさせていただきましたが、ほとん腰や肩こりが緩み、治療の精度が周りの協力で上がると改めて実感できました。どうもありがとうございました。8月が楽しみです。 |
![]() 経略治療というと難しいイメージがありましたが、とてもわかりやすく丁寧に教えていただき、患者様の喜びを増やせるようがんばって生きたいと思います。宮脇先生、上田先生ありがとうございました! |
![]() 座学とデモだけでも盛りだくさんの内容で書籍も購入させていただいたので、勉強してすぐにでも臨床に取り入れたい内容でした。8月の会も楽しみです。 また、臨床現場で患者さんの施術を楽しみになってきました!美容鍼灸の効果もさらに出ることを期待しています。 |